<Header>
<Author: 李建勳>
<Title: 宮詞>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 宮詞>
<BookPage: 370>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
宮門長閉舞衣閑，
略識君王鬢便斑。
却羨落花春不管，
御溝流得到人間。
<End Poem>
<Translation>
宮殿の門は閉めたきりになって、舞の衣も不用なので取り出すこともない。みかどのお髪にも、もう白いものがまじっておわすだろうと、だいだいお察しができる。むしろ羨ましいのは、散りゆく花で、春はかまってくれようともしないから、御溝の水のままに身をまかせて自由な世間に流れて行けるではないか。
<End Translation>
<Formatted Translation>
宮殿の門は閉めたきりになって、舞の衣も不用なので取り出すこともない。
みかどのお髪にも、もう白いものがまじっておわすだろうと、だいだいお察しができる。
むしろ羨ましいのは、散りゆく花で、春はかまってくれようともしないから、
御溝の水のままに身をまかせて自由な世間に流れて行けるではないか。
<End Formatted Translation>